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ローカルショートニュース

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エネルギー

関東甲信越 メガソーラー実施協定を締結 エネルギー 2013-11-01 

伊勢崎市はシャープと、同市が所有する安堀町にある雑種地の安堀涵養地約5万7千平方メートルでメガソーラー発電事業を実施する協定を結んだ。シャープと大手総合リース「芙蓉総合リース」が共同で設立した発電事業会社「合同会社クリスタル・クリア・ソーラー」(東京都千代田区)が発電主体となり、発電所の開発や建設、維持管理はシャープが行う。建設費は約7億円で、建設用地は伊勢崎市が21年契約で賃貸する。約1万枚の太陽光パネルを設置し、出力約2700キロワットで初年度は年間約318万3400キロワット時(一般家庭約884世帯分)を発電する計画で、来年3月着工、8月に操業を開始し、発電電力は東京電力に売電する予定である。


東北 メガソーラー建設を計画 エネルギー 2013-10-31 

自然電力(東京都文京区)は大館市と発電所用地を年間約120万円の賃料で賃貸契約を交わし、同市市有地でのメガソーラー事業を行う計画である。建設予定地は、同市川口字釜口の旧食肉センターの跡地約3ヘクタールで、来月か整地を開始し、年明けからパネル設置などの本工事を進める。鉄骨の架台に太陽光パネル7504枚を設置し、最大出力は1,876キロワット、年間発電量は一般家庭約600世帯の消費相当分の約200万キロワット時を見込んでいる。


関東甲信越 ダムESCO事業がスタート エネルギー/自治体 2013-10-31 

矢板市長井の県営寺山ダムで、全国で初の試みとなる水力発電などを活用してダム施設を省エネ化する「ダムESCO(エスコ)事業」による発電が始まった。県の委託を受けた日本工営がダムから放流される水を活用し、水力発電設備を設置して売電するほか、ダム施設の空調や照明などの電気設備を発光ダイオード(LED)などの省エネ型に切り替え、消費電力を抑える。


北海道 紋別にバイオマス発電所を建設 エネルギー 2013-10-22 

住友林業(東京)は紋別市内に地元の未利用木材を燃料とするバイオマス発電所を建設する。すでに住友共同電力(愛媛県)と合弁で発電会社「紋別バイオマス発電」と燃料製造会社「オホーツクバイオエナジー」を設立しており、紋別港内の市有地を借りて発電所と木材チップ工場を建設する。発電所の敷地面積は2万4000平方メートルを予定していて、隣接して設置するチップ工場(1万2000平方メートル)と合わせると3万6000平方メートルの巨大施設となる。2014年9月に着工し、2016年12月に営業運転を開始し、投資額は約150億円を見込んでいる。紋別周辺の木材や、市内にある同社の社有林から出る間伐材を燃料に使い、補助燃料として、石炭とパーム油の搾りかすも輸入して一緒に燃やす計画で、原料調達効率化のため、発電所から70~80キロ離れた地点にも工場を2カ所整備することも検討している。発電規模は5万キロワットでバイオマス発電所としては国内最大級で、発電した電力は北海道電力に販売する方向で調整を進めており、契約が成立すれば年70億円強の売り上げが見込まれるとのこと。


東北 メガソーラー竣工 エネルギー 2013-10-07 

日本重化学工業が伊達市柏木町の遊休地を利用して建設した大規模太陽光発電所(メガソーラー)の竣工式が行われた。事業費は5億円で、発電出力は1.59メガワット。同社や同社子会社が所有する約2・4ヘクタールの土地に7632枚の太陽光パネルを設置したたもので、年間発電量は1920メガワット時で、一般家庭約530世帯分に相当するとのこと。


九州沖縄 福岡県嘉麻市の市有地にメガソーラーを建設 エネルギー 2013-09-25 

中国の大手太陽電池メーカー・ハレオンソーラー(日本法人ハレオンソーラージャパン(福岡市))が、福岡県嘉麻市の市有地に出力約2200キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設することが明らかになった。投資額は約6億1千万円で、市が所有する遊休地約6万9800平方メートルを20年間賃借し、同社製の太陽光パネル約9千枚を設置する。10月中旬に着工し、年間発電量は約240万キロワット時(一般家庭450世帯分)を予定しており、発電電力はすべて九州電力に売却し、年間約1億円の収入を見込んでいる。


九州沖縄 大牟田市に太陽光発電所が完成 エネルギー 2013-09-14 

ライジングネクスト(大牟田市)は、大牟田市岬町のネイブルランド跡地に建設していた太陽光発電所「NEXT ENERGY」の竣工式を開き、稼働を開始した。本施設は約3万1600平方メートルの敷地に太陽光パネル約1万400枚を設置したもので、出力は2545キロワット、年間270万キロワット時(一般家庭約600世帯分)を発電し、九州電力に売電することとしている。


北海道 地熱発電の地表調査を開始 エネルギー 2013-09-11 

総合商社の丸紅(東京)が北海道では初めて、大雪山国立公園内の上川管内上川町白水沢地区で、地熱発電所の建設に向けた地表調査を開始。天然の震動や磁場などの観測から地中を調べ、地熱発電に適した熱源や地下構造を探る。


東海中部北陸 廃棄物をエネルギーに エネルギー 2013-09-06 

伊賀市予野(よの)で、地元の廃棄物処理会社「三重中央開発」が100億円以上かけて10年前から進めていたごみを燃やして発電したり、肥料にしたりする施設「エネルギープラザ」が完成した。 40万㎡の敷地に、1日237tの廃棄物を燃やせる焼却炉を、2基備える。排熱で蒸気タービンを回して約170kWhを発電し、施設内で利用する。生ごみを肥料にし、建設資材も作るほか、排熱を封じ込めた資材をトラックで同市西明寺(さいみょうじ)の宿泊施設「ヒルホテル サンピア伊賀」に運び、熱源として再利用する実験にも取り組むことにしており、近く試運転に入り、11月からの本格操業を目指す。


北海道 風力発電の羽根が落下 製造/エネルギー 2013-09-05 

留萌管内苫前町の風力発電施設「苫前グリーンヒルウインドパーク」で枚の羽根が取り付け部分ごと落ちる。5日起きた風車の落下事故。道内には計276基の風車があるが、同パークは日本初の集合型風力発電施設で1999年に運転開始。落下したのは20基ある風車の11号機で、3枚一組で長さ26メートルの羽根が、高さ45メートルから取り付け部分ごと落ちた。風車はデンマークのボーナス社(現・ドイツシーメンス社)製。運営するユーラスエナジー苫前の親会社ユーラスエナジーホールディングス(東京)によると、落下したとみられる5日早朝は風速10~11メートルの風があったが、風速55メートルまで耐えられる設計で「原因は不明」。


東北 固体高分子燃料電池の新材料を開発 製造/エネルギー 2013-09-05 

東北特殊鋼は、固体高分子形燃料電池(PEFC)を健全に作動させるために重要な、純水の流れを制御する電磁弁鉄心用の快削高耐食性電磁ステンレス鋼を東北大学共同開発した。同社の「K-M38」が固体高分子形燃料電池部品用材料としての普及が進み、切削コストを下げたいとのメーカーの要望が強くなってきたことから、固体高分子形燃料電池を模擬した水環境(80℃、超純水)での「K-M38CS」の耐食性と成分元素の溶出挙動について東北大学に評価を依頼し、チタン炭硫化物が分散しても「K-M38」と同等の耐食性を有し、代替鋼として使用可能であることが確認された。